「ワイモバイルって使い放題があるから、いいんじゃない?」
あるとき、友達にそんなことを言われました。
当サイトでは、LTE系のポケットwi-fiとして
NEXTmobile(ネクストモバイル)をおすすめしています。
周りの友達に尋ねられたときも同じように
ネクストモバイルをおすすめしています。
そんな僕に友人が投げかけてきたのが、
冒頭の言葉でした。
で、ようよう聞いたら、
ワイモバイルのアドバンスモードの
ことを言ってることがわかりました。
なんやそれ?ということで、
僕はネットはもちろん、
大型量販店でワイモバイルの担当の人に
話を聞いたりしていろいろ調べました。
その結果
アドバンスモードは使えないから、
ネクストモバイルの方がいいよ
という結論に達し、友達にもそう伝えました。
その結論にいたった理由について書きますね。
- ワイモバイルのアドバンスモードはめっちゃエリアが狭い
- 地下も入らないので、あまり使い物にはならない
- 通常のLTEモードは5GB 月額2,480円
- 一方、ネクストモバイルは30GB 月額2,760円~
- ちゅうわけで、圧倒的にネクストモバイルがお得
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目次
ワイモバイルのアドバンスモードとは?
ワイモバイルの通信モードの一つです。
ワイモバイルには以下の2つの通信モードがあります。
- FDD-LTE(電話回線から発展したLTE)
- AXGP+TDD-LTE(無線通信から発展したLTE)
アドバンスモードは、AXGP+TDD-LTEを使った通信のことをいいます。
通常のモードがFDD-LTEで、
これは普段使ってる
大手キャリのスマホと同じもの。
もう一つ、
AXGP+TDD-LTEという回線があり、
こちらがアドバンスモードに使われています。
AXGP+TDD-LTEの特徴

回線の話に、よく「上り」「下り」という言葉ができますよね。
- 上り・・・画像や動画のアップロード。メールの送信やSNSへの投稿
- 下り・・・特定のサイトにアクセスした際、それが自分が使っているスマホなどの端末に読み込まれる速度のこと
めっちゃ平たくいうとこんな感じです。
普段のスマホの快適性の観点でいうと、
下りの方が重要になってきます。
で、通常のLTEの場合、上りと下りと、
2つの周波数帯が存在します。
AXGP+TDD-LTEは上りと下りが
1つの周波数帯の中に共有しています。
これ、どういうことなのかというと、
全体で上り2、下り8のアクセスがあったとします。
高速道路に例えてお話すると、
FDD-LTEは上り・下りの道は別々なので、
「上り」の方はスイスイ行ってますが、
「下り」は8も来てるので混み合ってます。

一方、AXGP+TDD-LTEは
「上り」も「下り」もいっしょくた。
なので、下りの8が混んでるから、
そのうちの3を上りに移動させて、
上り・下りを5:5にしよう、
といったことが出来るんです。
メインで使われているFDD-LTE回線
現在の日本で主流となっているのは
FDD-LTE回線の方です。
携帯電話用の回線なので、
大手キャリアが数多くの基地を作っています。
一方、
AXGP+TDD-LTEはまだ基地数が少なく、
都市部以外ではあまり使えません。
ワイモバイルのポケットwi-fiでは、
この2つの回線が使えるということです。
そして、無制限で使えるアドバンスモードが
AXGP+TDD-LTEを利用しています。
アドバンスモードの利用条件
アドバンスモードに対応している端末を契約し、
オプション料金を払うことで利用できます。
アドバンスモード対応機種
- 305ZT
- 502HW
- 504HW
- 603HW
この4機種がアドバンスモードに対応しています(2018年7月現在)
ほとんどの人が、最新端末の603HWを
利用すると思うので、問題ないでしょう。
アドバンスモードの利用料金
月額1,684円のオプション料金がかかります。
ただし、以下のプランに入っていると、1,000円の割引が受けられます。
- Pocket WiFi プラン 2(さんねん)
- Pocket WiFi プラン 2(バリューセットライト)
- Pocket WiFi プラン 2(バリューセット)
上記加入で1,000円引きなので、
684円でアドバンスモードが利用できます。
アドバンスモードのメリット・デメリット

アドバンスモードのメリットは明確です。
通信制限がなく、使い放題で、
通信速度も速い!
これに尽きます。
ただ、いいことばかりではないので、
デメリットについても確認しておきます。
対象エリアが狭い

画像:Y!mobile公式サイト「Pocket WiFi 603HWの対応エリア」より引用
上の地図の青い部分が対象エリアですが、
とにかくエリアが狭いです。
詳細は上記のページで
確認していただけたらと思いますが、
人口の多い都市部しか無理
と思っておいて問題ないでしょう。
地下・室内に弱い

エリアが狭いという項目とかぶりますが、
アドバンスモードは地下にも弱いです。
店頭でワイモバイルのスタッフの方に
聞いたところ、「地下はぜんぜんダメ」とのことでした。
また、
壁を通しにくいという電波の特性があり、
室内も電波が入りにくいです。
なので、都市部在住の方でも、
立地によっては室内でつながらない
なんてこともゼロではないでしょう。
追加料金がかかる
ワイモバイルのポケットwi-fiには、
3つの料金プランがあります。
- Pocket WiFi プラン 2
- Pocket WiFi プラン 2ライト
- Pocket WiFi プランプランL
プラン2の場合、月額1,684円がかかります。
上でもご紹介しましたが、
特定のプランに入ると1,000円引きとなり
684円で利用できます。
あとプランLの場合は追加料金なしで
アドバンスモードが利用できます。
ぜんぜん使い放題じゃないという話

ここまでご紹介してきて、
もうおわかりかと思いますが、
アドバンスモードは
そんなに使えません。
まあ、追加料金のことはおいとくとして・・・
- 通信エリアが狭い
- 地下・室内に弱い
これではメインの通信モードとして使えませんよね。
というわけで、アドバンスモードは
あくまでサブ的な存在と
認識しておいた方が良さそうです。
野球でいう代打、
サッカーでいうところのジョーカー的な存在。
それをもってチームの中心選手です
というのは無理があるのと同様、
「使い放題です!」というのは
ちょっと無理がある感じですね。
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メインで使うのはFDD-LTE

というわけで、
ワイモバイルのポケットwi-fiで
メインで使うのはFDD-LTEの方。
ただ、こちらのLTEは使い放題じゃなく、上限があります。
料金と容量はこんな感じ。
- 5GB 月額2,480円
- 7GB 月額3,696円
アドバンスモードを使う場合、
ここに1,684円か684円がかかります。
仮に割引適用として、7GBのプランだと、
3,696+684=4,380円。
アドバンスモードがあるとはいえ、
7GBで4,380円です。
一方、ネクストモバイルの料金プランはこんな感じ。
- 20GB 月額2,760円
- 30GB 月額3,490円
- 50GB 月額4,880円
※50GBプランは13ヶ月目より4,880円
アドバンスモードはありませんが、
圧倒的なコスパを実現しています。
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ネクストモバイルはソフトバンク回線を使用

ちなみに、
ソフトバンク回線を使用しています。
つまり、ワイモバイルと同じです。
関連記事>>WiMAXよりエリアが広い!? NEXT mobile(ネクストモバイル)の電波がつながりやすいと評判!

大手キャリアと同じ環境なので、
地下や室内もの通信も大丈夫ですよ!
関連記事>>ポケットwi-fi比較。ネクストモバイルとワイモバイルおすすめなのはどっち?

さいごに
- エリアが圧倒的に狭い
- オプションの追加料金がかかる
- 使い放題というには無理がある
この3つが、僕がワイモバイルのアドバンスモードが使えないと感じた理由です。
(しかもFDD-LTEプランの料金が割高)
じゃ、ワイモバイルのアドバンスモードは
使い放題じゃないのかというと、そんなことはありません。
でも、電波がつながらないと意味がないので、
正直、現状ではあまり使えません。
ただ、現在進行形で基地は増設されており、
順次エリアは広がっていってます。
そしたら、
いずれは日常的に使えるんちゃうん?
と思いますよね。
実際そうなると思いますが、そうなったら
料金やプランの中身は変わるでしょう。
すなわち、使い放題でなくなるし、
料金も高くなります。
逆にいうと、今はエリアが都市部に限られ、
使える人が限定的なので、使い放題に
なっているといってもいいでしょう。
それらを考えたとき、
20GB 2,760円~という
コスパは圧倒的です!
僕が友達におすすめしたのも
わかってもらえるんじゃないでしょうか(^▽^)/
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